「食べる」ことの意味
こんにちは、寒い日が続いています。風邪やインフルエンザも流行っているようです皆様のマスク、手洗い、うがいをよくして予防に心がけてください!
さて、1月22日の日曜日にわたくしの所属していますCDC(Congenial Dentists Club)の新年例会がありました。このスタディーグループは1960年に発足されて以降、休むことなく毎月集まり歯科臨床について様々な分野で話し合いをしてきたグループです。日本の歯科臨床を引っ張てきたグループでもあります。
22日は新年例会と称し毎年外来講師をお招きし講演をして頂いているのですが、今年は去年NHKの番組にも出演された小山珠美先生を招きしました。小山先生は看護師さんで自分で食事がとれなくなった患者さんを再び自分の口で食べれるようになってもらえるようにリハビリしていく、自分で食べることができるように高いレベルで食べることを支援していくプロフェッショナルです。小山先生の看護師としての仕事ぶりは勿論ですが患者さんに何とかまた口で食べる喜びを感じてもらいたい、「口から食べる」ことをサポートすることは、人間の尊厳を守ることであり、より幸せに生きる権利を守ってあげたいという思い、色々と考えさせられること、見習うべきものが沢山ありました。また、小山先生のご講演を拝聴し、食べることが単に栄養供給の手段でないことも改めて感じた一日でした。多くの方が一生幸せに食べる喜びを感じれるように努力したいと改めて決意した一日となりました。