矯正治療|国分寺市・国分寺駅で歯科・歯医者をお探しの方はそむら歯科クリニックまで

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そむら歯科クリニックの矯正治療の特徴は
単純に矯正治療だけを行うのではなく、
ブラッシングの指導、虫歯の管理、歯周病の管理、
をすべて含めて診ていけるところにあります。
そして、治療後も一生を通してのお口のケアーをしながら、
お付き合いできればと考えています。

矯正治療とは

皆さんは矯正治療という言葉からどのような治療を連想しますか?
見た目を美しくする審美治療のようなイメージがあるのではないでしょうか。確かにそれも一つの目的なのかもしれません。
しかし、そむら歯科クリニックの考える矯正治療の目的は「下の顎の位置を安静な状態(顎を動かしている神経、筋肉が楽になっている状態)に持っていく」ということです。かみ合せは上顎と下顎の関係の中に歯が存在し、その歯が咬み合うことで機能しています。上下の顎の位置関係が悪いと様々な症状を起こしてしまいます。
例えば虫歯や歯周病でもないのに歯が痛い、なかなか知覚過敏が治らない、顎が痛い、顎がカクカクなる、口が大きく開かない、食べているとすぐに顎が疲れる、偏頭痛に悩まされる、など切りがないぐらい色々なことが起きてきます。
もちろんこのような症状すべて かみ合せが原因ではありませんが、かみ合せを正しくすることで改善するケースも少なくありません。まずは正しい上下の顎の位置関係を確立しその中で上下の歯のかみ合せの関係を正しい形にする。そうすることでかみ合せから健康を維持しやすい身体になると考えています。

また、矯正治療には、成人矯正と混合歯列期からの矯正(咬合育成)の大きく分けて2種類あります。

成人矯正

永久歯にすべて生え変わった方の治療です。主に一本一本の歯にブラケットという装置を付けて治療を行っていきます。

成人矯正
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永久歯が生えそろった方は、写真のように歯にブラケットという装置を付けてそこに入れるワイヤーの力で動かしています。

混合歯列期からの矯正治療

混合歯列期から子供の顎の成長と、歯並びを良い形にしていくもので、混合歯列期に取り外しのできる措置を使って、安静な顎の成長と永久歯の萌出スペースの確保を行う時期をⅠ期治療と呼んでいます。その後永久歯に生え変わってからのブラッケト装着による矯正治療をⅡ期と呼んでいます。

Ⅰ期治療 …ファンクショナルアプライアンスによる咬合歯列期の矯正

咬合育成

BJAという取り外しのできる装置でのI期治療

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バイオネーターという取り外しのできる装置でのI期治療

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I期治療は、写真のような取り外しのできる装置で行うケースが多いです。この時期の矯正は良好な顎位に成長させること、永久歯の萌出スペースの確保を主に行っていきます。

Ⅱ期治療 …ブラケット装着による矯正治療

咬合育成
  • 前歯部セラミックブラケット使用
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  • 前歯部メタルブラケット使用
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Ⅱ期治療は個々の歯についたブラケットにワイヤーをはめて、ワイヤーの力で動かして並べていきます。

こどもの矯正治療(咬合育成)とは

こどもの矯正治療は、歯並びのいい永久歯に成長させてあげることはもちろんですが、まずはここで大切なことは、顎の成長が安静に機能できる形態に成長しているか、ということです。
そむら歯科クリニックの子供の矯正治療(咬合育成)は大人になってから上下の顎の位置のアンバランスによって起きる様々な症状を極力起きないように成長させてあげたいと考えています。

お子様の歯の成長過程

子供の歯から大人の歯に代わる時期は、個人差はありますが大体6歳前後です。
そのころから前歯が抜け変わったり、後ろに大きな大臼歯と言われる臼歯が出てきたりします。骨格的には、まずは上顎が上下の乳犬歯が左右バランスよく咬むことにやりその咬合刺激で横に広がっていきます。そしてその横の広がりにより下顎は前方に成長しながら咬合を確立していきます。
その際、ちゃんとした咬み合わせができていないと顎が曲がって成長したり、下顎が前方に成長せずに出っ歯になってしまったりします。よって咬み合わせは乳歯の時から定期的にチェックしていくことが重要です。

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  • 子供から
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  • 矢印
  • 大人へ
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これは、Scammonの臓器発育曲線といい、体の成長過程を表しています。このグラフからも分かるように、まずは神経組織が成長した後に、上顎骨が成長し、その後下顎骨が成長していきます。上顎の成長は、主に側方に成長していきます。下顎は側方の成長が少なく主に上顎が広がることでできた前方への成長スペースを使って、前方に出ながら成長します。
よって、下顎は上顎が成長して側方に広がっていかないとうまく成長することができません。上顎がしっかり横に広がって成長することがまずは必要になってきます。
もしこの過程で、問題が生じたとしたらまずははじめに成長する神経組織を安静にすることから始めていきます。

  • 6歳7ヶ月
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  • 矢印
  • 21歳
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写真の子供は左の乳犬歯が先に当たってしまうため、それをよけて顎を左にずらして咬む癖がついてしまった患者さんです。乳歯の時期に写真のようにバランスの良いかみ合せができずに成長してしまうと、かみ合せが悪い状態で永久歯に代わっていきます。そして顎も曲がって成長してしまうのです。

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矯正治療の具体的な流れ

  1. 1矯正治療についての説明

    まずは、お口の中を拝見し必要と思われる矯正治療についてご説明致します。
    矯正治療について納得して頂いたうえで矯正検査をします。

  2. 次
  3. 2矯正検査

    矯正検査は、
    1日目:レントゲン、写真、模型
    2日目:MKG(咀嚼筋の状態と顎の動きを計測します)

    マイオモニター(顎を楽にさせてその位置がどこにくるか調べます)
    これらの項目を、2日間に分け調べたのち、その結果と治療計画を後日ご説明いたします。

    1日目の検査内容

    口腔内写真
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    顔貌&全身写真
    イメージ画像 イメージ画像
    レントゲン写真
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    模型
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    2日目の検査内容

    マイオモニターによって、1.5秒に1回0.67Hzの刺激を経皮的に第V(下顎神経)、Ⅶ(顔面神経)脳神経幹にあたえ、筋のリラクゼーションを計ります。この生理的下顎安静位をニュー・ロマスキュラー・ポジションと呼びます。
    この下顎安静位をもとに、矯正治療の最終的な下顎位の位置の目安を見つけていきます。

    • 下顎運動の計測+筋肉の状態の計測
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      現在の顎の動きと咀嚼筋の状態を記録します。

    • 咀嚼筋のリラクゼーションを行う
      イメージ画像 この機械はマイオモニターといって、筋のリラクゼーションを計るためのものです。この機械をかけると咀嚼筋がリラックスして安静な状態になります!
  4. 次
  5. 3検査結果の説明
    検査結果を説明、同意を頂けたら治療に入ります。
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  6. 次
  7. 4治療

    矯正治療内容は患者さんによって様々ですが、大体3週間~4週間に一回来院して頂き調整していきます。
    必要に応じて、治療中や治療終了前にMKGにて顎の位置が安静になっているか検査いたします。

    ブラケット装着による矯正治療
    • 前歯部セラミックブラケット使用
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    • 前歯部メタルブラケット使用
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    ファンクショナルアプライアンスによる混合歯列期の矯正

    BJAという取り外しのできる装置でのI期治療

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    バイオネーターという取り外しのできる装置でのI期治療

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  8. 次
  9. 5保定

    矯正治療後は、動かした歯が元に戻らないように保定装置を入れておきます。

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    矯正治療後は、動かした歯が元に戻らないように保定装置を入れておきます。
    使用期間はケースによりますが、特に成人矯正治療を行った後の保定は、最終的に、睡眠時には保定装置を付け続けてもらうケースが多いです。
  10. 次
  11. 6治療後の記録

    レントゲンや全身の写真、模型で治療の記録を取っておきます。

  12. 次
  13. 7矯正治療後の説明

    治療後に今後の歯の健康管理方法などの説明をし、メインテナンスに移行します。

  14. 次
  15. 8メインテナンス

    治療終了後は、定期的にチェックしていきます。
    生活習慣や環境によって歯の状態も変わってくるので、必ず定期健診を受けるようにしましょう。

症例紹介

成人矯正

ケース1

矯正治療前

矯正期間2年3ヶ月

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矯正治療後
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この方は、初診時かみ合せが奥の方の歯しか噛んでいない状態でした。
このようなかみ合せだと食べるときの咀嚼効率が悪くなり、まる飲みになりがちです。
また奥の歯を失ったときにかみ合せが大きく狂い、うまく咬めなくなってしまいます。そこで矯正治療にて全体的に咬める位置に歯を動かし、矯正終了後は被せているものを作り直して、しっかり噛めるようにしていきました。
このように、最終的にかぶせるものの設計も含めた矯正治療をし、被せ物も担当医が行っていく、一口腔単位での治療が行えるところも本医院の特徴の一つです。

ケース2

矯正治療前

治療期間2年

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矯正治療終了後
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ケース3

矯正治療前
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矯正治療終了後
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この患者さんは、初診時上の歯は右側の歯が2本、下の歯も2本欠損していただ方で、歯のない部分を寄せたり親知らずを引っ張ってきて前に持ってきたりしながら、かみ合せを再構成したケースです。
矯正後はその位置でしっかり噛めるように、被せ物を作り直しました。

咬合育成症例

ケース1

7歳7ヶ月初診時

顎が右に曲がってきています。

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バイオネーター 7歳7ヶ月〜8歳11ヶ月(使用期間:1年4ヶ月)
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上顎の歯列の幅をもう少し横に広げるためクワドベリックスを装着し、ブラケットにて歯を並べました。

矯正治療終了 9歳5ヶ月
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14歳
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セフャロレントゲン写真(前方)
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  • 7歳6ヶ月
  • 11歳3ヶ月

7歳の時に曲がっていた顎も、まっすぐに成長することができました!

ケース2

Ⅰ期治療
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写真はBJAという(自分で取り外しのできる装置)を使って行っているⅠ期治療です。
Ⅰ期治療の目的は良好な顎位に成長させること、永久歯の萌出スペースの確保を主に行っていきます。

Ⅱ期治療
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プラケット装着によるⅡ期治療、この装置によって、個々の歯を並べていきます。
※この方のブラケットはメタルを使用していますが、現在はほとんどの症例で6前歯は上下白い目立たない装置を使用しています。

矯正治療終了
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ケース3

矯正治療前 6歳11ヶ月
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トレーニングによって舌の筋力が付き、前に出せるようになりました。

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矯正装置による、前歯の捻転の改善

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BJAによる、下顎位の成長と永久歯萌出スペースの確保

Ⅰ期治療終了

ここからブラケット装着にて細かい歯並びとかみ合せを調整します。

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矯正治療終了 13歳10ヶ月
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ケース4

初診時 7歳4ヶ月
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バイオネーター 7歳5ヶ月〜9歳9ヶ月(使用期間:2年4ヶ月)
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10歳8ヶ月
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このケースはⅠ期治療がうまくいき、Ⅱ期でのブラケット装着が必要なく矯正が終了しました。

12歳
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