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骨粗鬆症や抗癌治療による顎骨壊死

こんにちは、しばらく掲載をさぼってしまいました。
済みません。

今回のトピックは、ARONJ(骨吸収抑制薬関連顎骨壊死)についてです。
これは、骨粗鬆症の薬や抗癌治療を行っている方の口の中で外科処置を行ったときに、細菌感染を起こして骨が壊死してしまうものです。
以前は歯科医師の方から「骨粗鬆症のお薬飲んでいませんか?」などとお聞きしることが多かったのですが、最近では患者さんの方から「骨粗鬆症の薬を飲んでいるのですが顎骨壊死が心配なんですけど?」と聞かれることが増えてきました。それだけ皆さんにも情報が行き渡っているようですが、肝心のその対処法、処置法はよく解っていないのが現状です。

以前は骨粗鬆症の薬を飲んでいる方は数ヶ月、服用を休止してもらい外科処置をしていたのですが、飲み始めてからの服用期間(投与3年以上でリスクが上がる)によっても症状に差があることと、顎骨壊死が起きるのが口腔内に限局することなどから口腔内細菌の感染によっておこることが解ってきました。よって基本的に服用は止めず、口腔内清掃を徹底することが顎骨壊死の確立を減らすことが重要であることです。

このことからも、改めて口腔内ケアーの重要性を感じます。

最近、口腔内細菌によって起きる身体への影響が色々と取り上げられています。それだけ影響があるということですね

皆様もお口のケアーを定期的に行い健康で楽しい人生を送ってくださいね!

2017年12月1日